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インビザライン費用相場2025〜症例別の最新料金ガイド

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インビザライン費用相場2025〜症例別の最新料金ガイド

インビザライン矯正の最新費用相場2025

「インビザラインの費用っていくらくらいかかるんだろう?」

マウスピース矯正の代表格であるインビザラインは、見た目が目立たず取り外しができる点で人気を集めています。しかし、治療を始める前に気になるのが費用の問題です。

インビザラインの費用は症例や選ぶ歯科医院によって大きく異なります。2025年の最新相場を知っておくことで、予算計画を立てやすくなりますよ。

この記事では、インビザライン矯正の症例別費用相場から、追加費用が発生するケース、費用を抑えるコツまで、2025年最新の情報をお伝えします。私自身、インビザライン矯正のブラックダイヤモンドトッププロバイダー認定医として2,500症例以上の実績がありますので、信頼性の高い情報をご提供できると自負しています。

インビザラインの基本プランと費用相場

インビザラインの費用は、矯正する範囲や歯並びの状態によって大きく変わります。2025年現在の基本的な費用相場をご紹介します。

部分矯正と全体矯正では費用に大きな差があります。また、クリニックによっても料金設定は異なるので、複数の医院で相談することをおすすめします。

インビザライン コンプリヘンシブの費用

インビザライン コンプリヘンシブ(旧インビザライン フル)は、すべての歯を対象とした矯正プランです。軽度から重度の歯並びの乱れまで幅広く対応できるため、多くの患者様に選ばれています。

2025年の費用相場は70〜120万円です。治療期間が長くなる傾向があり、費用も他のプランより高額ですが、その分、歯並びをしっかり整えたい方に適しています。

私の臨床経験では、出っ歯や受け口など複雑な症例でも、コンプリヘンシブなら確実に対応できることが多いです。ただし、症例によっては抜歯が必要になるケースもあります。

インビザライン モデレートの費用

インビザライン モデレートは、中程度の歯並びの乱れに対応したプランです。コンプリヘンシブよりも比較的費用を抑えつつ、しっかりと矯正したい方に向いています。

2025年の費用相場は50〜90万円です。治療期間はケースによって違いはありますが、コンプリヘンシブよりも短い期間で終わることが多いです。

私の患者様の中には、前歯の軽度のがたつきや、すきっ歯の改善を希望される方が多く、そういった場合にはモデレートで十分対応できることが多いですね。

インビザライン ライトの費用

インビザライン ライトは、軽度の歯並びの乱れに対応したプランです。前歯の軽度のズレや、以前矯正したけれど後戻りした方などに適しています。

2025年の費用相場は35〜60万円です。治療期間も短く、半年程度で終わるケースが多いです。

「結婚式までに前歯だけ整えたい」といった明確な目標がある方には、このプランがぴったりです。短期間で効果が出るので、患者様の満足度も高いですね。

インビザライン・ファーストの費用(小児向け)

インビザライン・ファーストは、6〜10歳の混合歯列期のお子様向けのプランです。永久歯が生えそろう前に、顎の発育をコントロールすることを目的としています。

2025年の費用相場は40〜60万円です。お子様の成長に合わせた治療となるため、個人差が大きいです。

お子様の矯正は早期に始めることで、将来的な大がかりな矯正を回避できるケースもあります。成長期の顎の発達を利用できるのが大きなメリットですね。

症例別のインビザライン費用ガイド

歯並びの状態によって、必要な治療内容や期間が変わるため、費用も異なってきます。ここでは、代表的な症例ごとの費用相場をご紹介します。

自分の症状に近いケースを参考にしてみてください。ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は口腔内の状態や治療計画によって変わります。

出っ歯の矯正費用

出っ歯(上顎前突)の場合、前歯が前に突き出ているため、これを引っ込める治療が必要です。症状の程度によって費用は変わりますが、一般的には全体矯正が必要になることが多いです。

2025年の費用相場は70〜110万円です。治療期間は1年〜1年半程度が一般的です。

出っ歯の治療では、単に前歯を引っ込めるだけでなく、口元のバランスや横顔のラインも考慮します。Eラインと呼ばれる鼻先と顎先を結ぶラインに対して、唇がどの位置にあるかを見ながら治療計画を立てていきます。

すきっ歯の矯正費用

すきっ歯(空隙歯列)の場合、歯と歯の間に隙間があるため、これを閉じる治療が必要です。前歯だけのすきっ歯なら部分矯正で対応できることもあります。

2025年の費用相場は40〜90万円です。隙間の程度や範囲によって費用は大きく変わります。

すきっ歯の治療では、単に隙間を閉じるだけでなく、歯の形や大きさのバランスも重要です。場合によっては、セラミック治療を組み合わせることで、より美しい仕上がりになることもあります。

八重歯の矯正費用

八重歯(叢生)の場合、歯並びがガタガタしているため、これを整える治療が必要です。軽度から中度の八重歯であれば、非抜歯で治療できることもあります。

2025年の費用相場は50〜100万円です。歯のガタつきの程度によって費用は変わります。

八重歯の治療では、歯を並べるスペースが足りるかどうかが重要なポイントです。スペースが足りない場合は、歯を少し削って隙間を作る「IPR」という処置を行うこともあります。重度の場合は抜歯が必要になることもありますが、最近の矯正技術の進歩により、以前よりも抜歯のリスクは減っています。

受け口の矯正費用

受け口(反対咬合)の場合、下の歯が上の歯よりも前に出ているため、これを改善する治療が必要です。症状の程度によって費用は変わりますが、一般的には全体矯正が必要になることが多いです。

2025年の費用相場は80〜120万円です。治療期間は1年半〜2年程度が一般的です。

受け口の治療は、単に歯の位置を変えるだけでなく、顎の関係も改善する必要があるため、やや複雑になります。軽度から中度の受け口であれば、インビザラインでも対応可能ですが、重度の場合は外科手術が必要になることもあります。

インビザライン矯正の追加費用と隠れコスト

インビザライン矯正を始める前に、基本料金以外にどのような費用がかかる可能性があるのか、知っておくことが大切です。ここでは、追加で発生する可能性のある費用について解説します。

事前に確認しておくことで、予想外の出費を防ぎ、安心して治療を進めることができますよ。

検査・診断料

インビザライン治療を始める前に、歯や顎の状態を詳しく調べるための検査が必要です。レントゲン撮影、口腔内スキャン、写真撮影などが含まれます。

2025年の費用相場は1〜5万円です。ただし、多くの医院では矯正治療を契約した場合、この費用を本体価格に含めていることが多いです。

当院では、カウンセリングから診断に必要なレントゲン撮影まで無料で行っています。患者様に安心して治療を検討いただけるよう、初期段階での負担を減らす工夫をしています。

アタッチメント装着費用

インビザライン治療では、マウスピースの効果を高めるために「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起を歯に付けることがあります。これは歯の動きをコントロールするために重要な役割を果たします。

アタッチメントの費用は通常、インビザラインの基本料金に含まれていますが、医院によっては別途費用がかかることもあります。その場合の費用相場は1〜3万円です。

アタッチメントは歯の色に近い素材でできているため、遠目からはほとんど目立ちません。治療効果を高めるために必要な場合が多いので、医師の指示に従うことをおすすめします。

再治療(リファインメント)費用

インビザライン治療の途中で、予定通りに歯が動いていない場合や、さらに細かい調整が必要な場合には、追加のマウスピース(リファインメント)が必要になることがあります。

リファインメントの費用は、多くの医院では基本料金に含まれていますが、回数制限がある場合もあります。制限を超えた場合の追加費用相場は5〜15万円です。

私の経験では、患者様の約7割が何らかのリファインメントを必要とします。これは治療の失敗ではなく、より理想的な結果を得るための調整プロセスの一部です。当院では2回までのリファインメントを基本料金に含めています。

保定装置(リテーナー)費用

インビザライン治療が終了した後、歯が元の位置に戻るのを防ぐために「リテーナー」と呼ばれる保定装置の装着が必要です。これは矯正治療後の後戻り防止に不可欠です。

リテーナーの費用相場は3〜8万円です。医院によっては基本料金に含まれていることもありますが、別途費用がかかることが多いです。

リテーナーは消耗品なので、1〜2年に一度の交換が推奨されています。長期的なメンテナンス費用として考えておくと良いでしょう。

インビザライン費用を抑える方法

インビザライン矯正は決して安い治療ではありませんが、いくつかの方法で費用負担を軽減することができます。ここでは、賢く費用を抑えるためのポイントをご紹介します。

ただし、単に安いからという理由だけで医院を選ぶのではなく、医師の経験や実績も重要な選択基準にしてください。

医療費控除を活用する

インビザライン治療は医療費控除の対象となります。年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告をすることで税金の一部が還付されます。

例えば、年収500万円の方が100万円の矯正治療を受けた場合、約10万円の還付を受けられる可能性があります。具体的な還付額は所得によって異なります。

医療費控除を申請するには、領収書の保管が必要です。治療費の領収書はもちろん、通院のための交通費なども対象になりますので、しっかり保管しておきましょう。

分割払いやデンタルローンを利用する

多くの歯科医院では、高額な矯正治療の負担を軽減するために、分割払いやデンタルローンの利用が可能です。

例えば、100万円の治療を36回払いにすると、月々約3万円の支払いになります。金利は医院や提携ローン会社によって異なりますが、0〜15%程度です。

当院では、患者様の経済的負担を軽減するために、最大60回払いまでの分割払いに対応しています。また、頭金なしでの契約も可能ですので、初期費用の負担を抑えることができます。

部分矯正を検討する

見た目が気になる前歯だけを矯正する「部分矯正」を選択することで、費用を抑えることができます。

全体矯正が70〜120万円なのに対し、部分矯正は35〜60万円程度で済むことが多いです。治療期間も短くなるため、総合的なコストパフォーマンスは高いと言えます。

ただし、部分矯正は全ての症例に適用できるわけではありません。咬み合わせの問題がある場合や、奥歯の位置も調整が必要な場合は、全体矯正が推奨されます。まずは専門医に相談してみることをおすすめします。

インビザライン矯正の費用対効果を最大化するコツ

インビザライン矯正は決して安い買い物ではありませんが、その効果を最大限に引き出すことで、投資に見合った価値を得ることができます。ここでは、治療効果を高めるためのポイントをご紹介します。

これらのポイントを押さえることで、治療期間の短縮や結果の向上につながります。

装着時間を守る

インビザライン治療の成功の鍵は、マウスピースの装着時間を守ることです。推奨される装着時間は1日20〜22時間です。

食事と歯磨きの時以外は常に装着することで、歯は計画通りに動き、治療期間が延びることを防げます。装着時間が短いと、治療効果が十分に得られず、追加のマウスピースが必要になることもあります。

私の臨床経験では、装着時間をしっかり守っている患者様は、予定通りに治療が進むことが多いです。逆に、装着が不十分だと、歯の動きが遅れ、治療期間が延長することがあります。

定期的なメンテナンスを受ける

インビザライン治療中は、4〜8週間に一度の定期検診が必要です。この検診では、歯の動きを確認し、必要に応じて調整を行います。

定期検診をスキップすると、問題が早期に発見されず、結果的に治療期間が延びたり、追加費用が発生したりする可能性があります。

当院では、患者様の通院負担を減らすため、オンラインでの経過観察も取り入れています。これにより、必要な時だけ来院いただくことで、忙しい方でも無理なく治療を続けられるようサポートしています。

治療後のリテーナー装着を徹底する

インビザライン治療が終了した後も、リテーナーの装着は非常に重要です。せっかく整った歯並びを維持するためには、医師の指示に従ったリテーナー装着が不可欠です。

一般的には、治療直後は24時間装着し、徐々に就寝時のみの装着に移行していきます。リテーナー装着を怠ると、歯が元の位置に戻ってしまい、再治療が必要になることもあります。

リテーナーは消耗品ですので、1〜2年に一度の交換をおすすめしています。定期的なメンテナンスと合わせて、長期的な歯並びの維持を心がけましょう。

まとめ:インビザライン費用の賢い選択ポイント

インビザライン矯正の費用は、症例やプランによって大きく異なります。2025年の最新相場として、部分矯正は35〜70万円、全体矯正は70〜120万円が目安となります。

費用を抑えるためには、医療費控除の活用や分割払いの利用、部分矯正の検討などの方法があります。また、治療効果を最大化するためには、装着時間の遵守や定期的なメンテナンス、リテーナー装着の徹底が重要です。

インビザライン矯正は決して安い買い物ではありませんが、美しい歯並びは自信につながり、人生の質を高める大切な投資です。費用だけでなく、医師の経験や実績、アフターケアの充実度なども含めて総合的に判断し、自分に合った医院を選びましょう。

当院では、インビザラインブラックダイヤモンドトッププロバイダー認定医として、豊富な症例実績をもとに、患者様一人ひとりに最適な治療計画をご提案しています。まずは無料カウンセリングで、あなたの歯並びの悩みや希望をお聞かせください。

美しい歯並びと自信に満ちた笑顔を手に入れるお手伝いをさせていただきます。詳細はインビザライン専門クリニックRIVER CLINIC DENTALをご覧ください。

古居 憲
この記事の監修者
院長 古居 憲

マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。

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