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理想の白い歯を手に入れたい。でも、ラミネートベニアの費用が気になる…。
そんな悩みを抱えている方は少なくありません。ラミネートベニアは確かに美しい歯を手に入れる素晴らしい方法ですが、費用面でためらっている方も多いのではないでしょうか。
私は矯正歯科医として2,500件以上の症例を担当してきましたが、「もっと安く治療できないか」というご相談をよくいただきます。
まずは2025年現在のラミネートベニアの費用相場を確認しておきましょう。
現在の相場は素材や医院によって幅がありますが、1本あたり5〜10万円程度が一般的です。リバー式ベニア(ラミネートベニア)の場合、e.max素材で1本61,400円、ジルコニア素材で1本72,400円からとなっています。
前歯6〜8本をラミネートベニアで治療する場合、総額で30〜80万円程度かかることが多いです。ジルコニア8本セットだと579,100円(税込)というプランもあります。
「思ったより高い…」と感じた方もいらっしゃるでしょう。
でも、諦めないでください!
実は、ラミネートベニアの費用を賢く抑える方法があるんです。これから、私の臨床経験をもとに、費用を抑えながらも満足度の高い治療を受ける5つの方法をご紹介します。
ラミネートベニアには主に2種類の素材があります。e.maxとジルコニアセラミックです。
e.maxは透明感と自然な色味が特徴で、まるで天然歯のような美しい仕上がりになります。一方、ジルコニアは強度に優れており、土台の変色が気になる方に適しています。
費用面では、e.maxが1本あたり61,400円からなのに対し、ジルコニアは72,400円からとやや高めです。
しかし、単純に安い素材を選べばいいというわけではありません。例えば、強い歯ぎしりがある方がe.maxを選ぶと、割れるリスクが高まります。そうなると再治療が必要になり、かえって費用がかさむことになります。
あなたの口腔内状態に最適な素材を選ぶことが、長期的に見れば最も経済的です。カウンセリングでは遠慮なく「予算を抑えたい」と伝え、自分の状態に合った最適な素材を相談しましょう。
・見た目重視なら:e.max(透明感があり自然)
・強度重視なら:ジルコニア(丈夫で長持ち)
・歯ぎしりがある方:ジルコニアがおすすめ
・前歯の変色が軽度:e.maxでも対応可能
私の臨床経験では、前歯の見た目を重視する方にはe.maxをおすすめすることが多いですが、奥歯や強度が必要な場合はジルコニアが適しています。素材選びは見た目だけでなく、機能性や耐久性も考慮して決めることが大切です。
「前歯全部をラミネートベニアにしないといけないの?」
こんな質問をよく受けます。答えはNOです。
実は、笑ったときに見える歯(通常は上の前歯6〜8本)だけをラミネートベニアにすることで、見た目を大きく改善できます。下の歯は上の歯ほど見えないため、必要性が低い場合も多いのです。
私の患者さまの例では、上の前歯6本だけをラミネートベニアにして、下の歯はホワイトニングだけで対応したケースがあります。結果的に総額を40%近く抑えながらも、満足度の高い美しい笑顔を手に入れられました。
本数を決める際のポイントは、自分の笑顔を鏡で確認すること。大きく笑ったときに見える範囲だけを優先的に治療することで、費用を効率的に抑えられます。
・笑ったときに見える歯を鏡でチェック
・上の前歯を優先(通常6〜8本)
・下の歯はホワイトニングで対応可能か検討
・左右対称になるよう偶数本数で計画
どうしても気になる歯だけに絞ることも一つの方法です。ただし、周囲の歯との色調や形態のバランスを考慮する必要があるので、必ず歯科医師と相談してください。
多くの歯科医院では、複数本まとめて施術する場合にお得なセットプランを用意しています。
例えば、ジルコニア素材の場合、1本あたり72,400円のところ、8本セットだと579,100円(税込)で提供している医院もあります。単純計算すると1本あたり約72,400円ですが、8本分だと単純計算で579,200円になるところ、わずかですが579,100円と割引されています。
また、他の治療と組み合わせることでさらにお得になるプランもあります。例えば、ラミネートベニアとホワイトニングをセットにしたり、定期メンテナンスがついたりするケースもあるのです。
私がいつも患者さまにお伝えしているのは、「まずは医院に相談してみること」の大切さです。表に出ていない特別プランやキャンペーンがあることも少なくありません。
「今月だけの特別価格です」と言われて焦らされることもあるかもしれませんが、慎重に比較検討することをおすすめします。複数の医院を比較することで、より良い条件を見つけられる可能性が高まります。
・複数本セットの割引プランを確認
・他の治療(ホワイトニングなど)とのセット割引を探す
・期間限定キャンペーンをチェック
・複数の医院で見積もりを取って比較する
ただし、安さだけで選ぶのではなく、医院の実績や症例数、医師の経験も重要な判断基準です。価格と品質のバランスを考えて選びましょう。
ラミネートベニアは決して安い治療ではありませんが、支払い方法を工夫することで経済的な負担を軽減できます。
多くの歯科医院では、一括払いだけでなく、分割払いやデンタルローンなどの選択肢を用意しています。例えば、60万円の治療を12回の分割払いにすれば、月々5万円の負担で治療を始められます。
医療費控除を活用するのも賢い方法です。年間の医療費が10万円を超えると税金の還付を受けられる可能性があります。ラミネートベニアは自由診療ですが、医療費控除の対象になります。
私の患者さまの中には、年末にラミネートベニア治療を受けることで、その年の医療費控除を最大限に活用された方もいらっしゃいます。計画的に治療時期を選ぶことも、賢い費用対策の一つです。
・デンタルローンや医院の分割払いを確認
・クレジットカード払いができるか確認(ポイント還元も活用)
・医療費控除を活用(年間医療費が10万円を超える場合)
・治療時期を年末に計画して税金対策
どうしても費用面で悩む場合は、治療を段階的に行うという選択肢もあります。例えば、最初は見える範囲の2〜4本だけ施術し、残りは後日追加するといった方法です。医院によっては柔軟に対応してくれるところもあるので、相談してみましょう。
ラミネートベニアの費用を抑える最後の方法は、無料カウンセリングを賢く活用することです。
多くの歯科医院では、カウンセリングから診断に必要なレントゲン撮影まで無料で行っています。この機会を最大限に活用しましょう。
カウンセリングでは、遠慮せずに予算のことを伝え、その範囲内でできる最適な治療プランを相談してください。「この予算でどこまでできますか?」と具体的に聞くことで、医師側も予算内でのベストな提案をしてくれるはずです。
また、複数の医院でカウンセリングを受けることも大切です。医院によって得意分野や価格設定が異なるため、比較することでより良い選択ができます。
・複数の医院で無料カウンセリングを受ける
・予算をはっきり伝える
・治療計画の詳細を書面でもらう
・症例写真や実績を確認する
・保証内容や追加費用の有無を確認
私の経験では、患者さまが予算をはっきり伝えてくださると、その範囲内でベストな提案ができます。「とにかく安く」ではなく「〇〇万円程度で考えています」と具体的に伝えることで、より現実的な提案が得られるでしょう。
無料カウンセリングは、単に費用を比較するだけでなく、医師との相性や医院の雰囲気を確かめる機会でもあります。ラミネートベニアは長く付き合う治療なので、信頼できる医師を選ぶことも大切です。
ラミネートベニアの費用を抑える5つの方法をご紹介しました。
1. 素材選びで賢く節約する(e.maxとジルコニアの特性を理解)
2. 本数を最適化して費用を抑える(見える範囲に絞る)
3. 複数本セットのお得なプランを活用する
4. 支払い方法を工夫して負担を軽減する(分割払い・医療費控除)
5. 無料カウンセリングを最大限活用する
これらの方法を組み合わせることで、ラミネートベニアの費用を賢く抑えながらも、満足度の高い治療を受けることができるでしょう。
最後に一つ大切なことをお伝えします。安さだけで選ぶのではなく、医師の経験や実績、医院の症例数なども重要な判断基準です。ラミネートベニアは一度装着すると簡単に元に戻せないため、信頼できる医師を選ぶことが何よりも大切です。
理想の笑顔は、あなたの人生に大きな自信をもたらします。費用を賢く抑えながらも、妥協のない治療を受けて、美しい笑顔を手に入れてください。
より詳しい情報や実際の症例写真が気になる方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。あなたに最適なラミネートベニアをご提案いたします。
マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。