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美しい笑顔は、人生の様々なシーンで大きな自信につながります。しかし、歯の色や形に悩みを抱える方は少なくありません。
「歯を白くしたいけど、削るのは怖い…」
「短期間で理想の歯並びを手に入れたいけど、矯正は時間がかかりすぎる…」
このような悩みを持つ方に朗報です。現代の歯科医療技術の進化により、歯を削らずに美しい歯を手に入れる「削らないラミネートベニア」という選択肢が注目されています。
削らないラミネートベニアは、天然歯を削らずにダメージすることなく審美的な治療を行うことができる革新的な方法です。つけ爪のように、薄いセラミックのシェルを歯の表面に貼り付けるだけで、美しい歯を実現します。
従来のラミネートベニア法では、自分自身の歯を大きく削る必要がありました。しかし、削らないラミネートベニアはご自身の歯を大きく削る必要がなく、歯を削ることにより起きる様々な不快症状がありません。
私が臨床で多くの患者さまに施術してきた経験から言えることですが、この治療法の最大の魅力は「健康な歯を守りながら美しさを手に入れられる」という点です。
歯科治療において、私たちが常に目指すべきなのは「低侵襲で体に優しい、健康を犠牲にしないような審美歯科治療」です。削らないラミネートベニアは、まさにその理念に合致した治療法と言えるでしょう。
削らないラミネートベニア治療には、従来の審美歯科治療と比較して多くのメリットがあります。実際に私のクリニックで施術を受けた患者さまからも高い評価をいただいています。
歯を削らないため、局所麻酔の注射針を挿入する際の痛みや切削時の不快な感覚がありません。痛みを感じずに、理想的な歯の形態や並びを目指すことができます。
歯科治療に恐怖心を持つ患者さまにとって、これは非常に大きなメリットです。「歯医者は痛いから嫌だ」という先入観を持つ方でも、リラックスして治療を受けていただけます。
歯を削る必要がないため、初回に歯型採りと次回セットの最短2回の通院で完了するため、短期間で治療を終えることができるのも、削らないラミネートベニアのメリットです。シェルが出来上がるまで、仮歯を装着する必要もありません。
結婚式や就職活動などの重要なイベントを控えている方にとって、短期間で美しい歯を手に入れられるのは大きな魅力です。私のクリニックでは、患者さまのスケジュールに合わせて最適な治療計画を立てています。
歯を削らないラミネートベニアの場合も従来のラミネートベニアと同様に、シェルを装着することで歯の色と形を同時に修正することに優れています。
テトラサイクリン歯やホワイトニングができない方でも、ラミネートベニアであれば、比較的簡単に歯を白く美しくすることができます。もちろん歯の白さは自由にお選びいただけます。
前歯の隙間がある、歯が小さく歯と歯の間に少しずつ隙間がある、いわゆる「すきっ歯」のお悩みにもラミネートベニアは対応できます。貼り付ける人工歯により歯を少し大きくすることで隙間をなくしていきます。
シェルを専用の器具できれいに除去できれば、支台歯を切削していないため、治療前とほぼ変わらない状態に戻すことが可能です。
これは他の審美歯科治療にはない大きなメリットです。通常、歯を切削すると完全に元の通りにすることはできませんが、歯を削らないラミネートベニアであれば、シェルを外せば元の状態に戻すことが可能です。
削らないラミネートベニアは様々な歯の悩みに対応できますが、特に以下のような方に適しています。
先天的な遺伝による変色や薬物による歯の変色が気になる方には、削らないラミネートベニアが効果的です。ホワイトニングでは改善が難しい変色にも対応できます。
私が担当した患者さまの中には、長年テトラサイクリン歯で悩んでいた方がいらっしゃいました。何度もホワイトニングを試みたものの、満足のいく結果が得られなかったそうです。削らないラミネートベニアを施術した後、「こんなに自然に白くなるなら、もっと早く相談すればよかった」と喜んでいただけました。
周りの歯と比べて小さい歯や、一部分が欠けてしまって形を整えたい方にも適しています。歯の形が悪い、歯の大きさが不揃いで見栄えが悪いといった場合も削らないラミネートベニアで希望に合わせた歯の形に変え、見た目を整えることができます。
ただし、噛み合わせに問題がなく、歯並びも良好である場合に限ります。
結婚式や就職活動などのイベントを控えて治療期限がある方や、従来のラミネートベニア治療を行う前にシミュレートしてみたい方にもおすすめです。
「リバー式ベニア(ラミネートベニア)」は、まるでつけ爪のように、天然歯に極薄のセラミックシェルを貼り付ける審美治療です。自然な白さと形を同時に手に入れたい方にぴったりで、歯をほとんど削らずに、短期間(最短2回の通院)で完成するのが特長です。
歯間離開や捻転歯など、軽度の歯列不正の修正にも適しています。天然歯に限らず、対象となる歯に詰め物や差し歯が施されている場合にも適応です。
矯正治療ほど時間がかからず、短期間で歯並びの見た目を改善できるのが大きなメリットです。
削らないラミネートベニアに使用される素材は、主に以下の2種類があります。それぞれ特徴が異なるため、患者さまの希望や歯の状態に合わせて最適な素材を選択します。
透明感と自然な色味を求める方に人気のある素材です。まるで天然歯のような仕上がりが特徴で、審美性を重視する前歯部に適しています。
e-maxは二ケイ酸リチウムガラスセラミックスという材料で作られており、光の透過性に優れているため、自然な透明感のある歯を再現することができます。
強度を重視する方や、土台の変色が気になる方に適した素材です。耐久性に優れており、長期間美しさを保つことができます。
ジルコニアは非常に強固な素材で、通常のセラミックと比較して約3倍の強度を持っています。そのため、強い力がかかる部位にも使用することができます。
リバー式ベニア(ラミネートベニア)の素材は、透明感と自然な色味を求める方に人気の「e-max」と、強度を重視する方や、土台の変色が気になる方に適した「ジルコニアセラミック」の2種類をご用意。e-maxはまるで天然歯のような仕上がりで、ジルコニアは耐久性にすぐれています。いずれも美しさを長く楽しめる素材です。
最新の技術では、極薄ジルコニア製ラミネートベニア「La Briller(ラブリエ)」のような、わずか0.04mmの超薄型構造でありながら、歯面の微細な凹凸にも高精度で密着できる製品も開発されています。
削らないラミネートベニアの治療は、通常以下のようなステップで進みます。
まずは、患者さまの希望や歯の状態を詳しく確認します。レントゲン撮影や口腔内写真撮影を行い、削らないラミネートベニアが適応かどうかを診断します。
この段階で、治療計画や費用、治療期間などについても詳しく説明します。患者さまの疑問や不安にもしっかりとお答えします。
治療を決定したら、歯型を採取します。この型をもとに、ラミネートベニアを製作します。同時に、患者さまの希望や隣在歯に合わせて色調を選択します。
当院では50種類以上の色調の素材をご用意しており、患者さまのご希望や隣在歯に合わせた色合いや明度を選択することが可能です。
歯型をもとに、歯科技工士がオーダーメイドのラミネートベニアを製作します。患者さまの歯の形状や色調に合わせて、一つひとつ丁寧に作り上げていきます。
最新のデジタル技術を活用することで、より精密なフィット感と自然な見た目を実現しています。
ラミネートベニアが完成したら、実際に口腔内で試適を行います。問題がなければ、専用の接着剤を用いて装着します。
装着後は、咬み合わせの確認や微調整を行い、最終的な仕上がりを確認します。施術は60分程度で終了し、腫れや痛みの心配もほとんどなく、当日から普段どおりの生活に戻れます。ただし施術後30分は飲食を控え、硬いものを避けていただくことで、より良い仕上がりをサポートします。
削らないラミネートベニアは多くのメリットがある一方で、いくつかの注意点もあります。治療を検討する際には、これらの点も十分に理解しておくことが大切です。
削らないラミネートベニアの厚みは、通常0.1mm〜0.5mm程度です。イメージできる厚みはコピー用紙やポストカードの厚みになります。
ラミネートベニア治療後に0.1mm〜0.5mm程度の表面に厚みが出ても数日中に慣れる人がほとんどで、問題ない厚みの程度で施術されます。もともと歯の厚みが出ていると感じている人は歯科医から説明があり、出っぱっている厚みの部分を削ることをご提案することがあります。
ラミネートベニアはとても薄いですが、歯と一体化させて接着するため、適切にケアしていたら長期間で機能する完成度の高い治療方法です。
実際に実験で25人の患者(上顎前歯87症例)のうち、10年後に再治療が必要となったのは4%という論文があり、ラミネートベニアの耐久性が高いことが証明されています。
ただし、歯ぎしりが強い場合は、セラミックべニアが剥がれたりかけたりすることがあるため、就寝時に歯ぎしりから歯を守るためのマウスピース(ナイトガード)を装着することが大切です。
削らないラミネートベニアは万能ではありません。歯の位置や角度によっては、適応できない場合もあります。特に、大きく出っ歯になっている場合や、極端に歯並びが悪い場合は、他の治療法を検討する必要があります。
削らないラミネートベニアは削らないので接着するので、元の歯よりも少し厚く大きくなります。歯を大きくすることはできますが、歯を小さくしたり出っ歯は治せません。
削らないラミネートベニアの費用は、使用する素材や本数によって異なります。一般的な価格帯は以下の通りです。
リバー式ベニア(ラミネートベニア)の料金は、e-max 1本が61,400円、ジルコニア 1本が72,400円から。複数本セットプランもご用意しており、たとえばジルコニア8本セットで579,100円(税込)です。
他の医院では、削らないラミネートベニア6本で412,500円(税込)、8本で544,500円(税込)などの価格設定が見られます。
保険適用外の自費診療となるため、事前に詳しい費用を確認しておくことをおすすめします。また、医院によっては分割払いなどの支払い方法も用意されていることがあります。
削らないラミネートベニアは、歯を削らずに美しい歯を手に入れることができる画期的な治療法です。痛みがなく、短期間で理想の歯を実現できるため、多くの方に選ばれています。
特に、歯の色や形に悩みを持つ方、短期間で歯の見た目を改善したい方、歯科治療に恐怖心を持つ方にとって、大きなメリットがある治療法と言えるでしょう。
ただし、すべての方に適応するわけではないため、まずは専門医によるカウンセリングを受けることをおすすめします。患者さま一人ひとりの口腔内の状態や希望に合わせた、最適な治療計画を立てることが大切です。
あなたの理想の笑顔を、短期間・低侵襲・自然仕上げでかなえたい──そんなご希望がある方は、ぜひ一度「削らないラミネートベニア」をご検討ください。
詳しい情報や症例写真をご覧になりたい方は、リバー式ベニア(ラミネートベニア)の詳細ページをご覧ください。あなたの理想の笑顔づくりをサポートいたします。
マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。