施設基準に関するお知らせ

MENU

奥歯の噛み合わせを矯正で改善〜治療方法と期待できる効果

  • 矯正歯科
  • ドクターブログ
  • インビザライン
  • 矯正
奥歯の噛み合わせを矯正で改善〜治療方法と期待できる効果

奥歯の噛み合わせが乱れる原因とは

奥歯の噛み合わせが乱れる原因は、遺伝的要因と生活習慣の両方が関係しています。

遺伝的要因では、もともと歯や顎の骨が大きい、または成長過程で偏りが生じることが考えられます。こうした場合、予防は難しく、矯正治療による改善が必要です。

一方、生活習慣による原因としては、舌癖や口呼吸といった普段の癖が挙げられます。

舌で歯を押す癖や、常に口を開けて呼吸する習慣があると、歯列全体のバランスが崩れやすくなります。これらの癖を直すトレーニングを行うことで、噛み合わせの症状が改善できる可能性があります。

また、乳歯から永久歯に生え変わる際に、一生涯の歯並びや噛み合わせの状態が決定します。この時期に適切なケアを怠ると、以降自然に改善することはほとんどありません。

だからこそ、早期に噛み合わせの状態を把握し、必要に応じて矯正治療を検討することが重要です。

噛み合わせの乱れを放置するリスク

噛み合わせの乱れを放置すると、さまざまなリスクが生じます。

まず、歯が摩耗しやすくなります。下の歯列が上の歯列によってすり減らされ、歯を守るエナメル質が削られることで、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

さらに、歯が摩耗することで余計に歯並びが悪化し、出っ歯になる可能性もあります。

また、噛み合わせの悪さは顎関節症の原因にもなります。歯を噛んだときの圧力が分散されず、顎に負担がかかり、大きく口を開けられない、咀嚼や発音に障害が出るといった症状が現れることがあります。

さらに、噛み合わせが悪いと咀嚼がうまくできず、胃腸に負担がかかったり、頭痛や肩こりなどの二次障害を引き起こすこともあります。

奥歯を失うと、これまで原因とされてきたたんぱく質の蓄積とは異なる仕組みでアルツハイマー病が悪化することが、広島大学などの研究チームによるマウス実験で明らかになっています。噛むことによる脳への刺激や脳の血流量が減った影響が考えられており、噛み合わせの重要性が改めて注目されています。

正しい噛み合わせとは?チェックポイント

正しい噛み合わせとは、上下の歯が適切に接触し、咀嚼や会話時に歯や顎に負担がかからない状態を指します。

具体的には、前歯が軽く接触し、奥歯がしっかりと噛み合うこと、また左右の歯が均等に噛み合うことが理想的です。

噛み合わせのセルフチェック方法

自分の噛み合わせが正しいかどうかは、以下のポイントで確認できます。

上下左右が対称である

奥歯を噛み合わせた状態で、上下の前歯の中心がそろっているか、歯並び全体がおよそ左右対称になっているかをチェックします。歯の出っ張りや引っ込みがなく、アーチ型に並んでいるのが理想です。

上の前歯が下の前歯より2〜3mm前に出ている

上の前歯は、下の前歯より前に2〜3mmズレており、下の前歯を覆っているのが正しい噛み合わせです。上下の前歯がぴったり合う状態は、正しい噛み合わせとは言えません。

奥歯がしっかり噛み合っている

奥歯を噛み合わせたときに、上下の歯がしっかりと接触しているかを確認します。奥歯が浮いていたり、一部の歯だけに力がかかっている場合は、噛み合わせに問題がある可能性があります。

これらのチェックポイントに当てはまらない場合は、噛み合わせの乱れが疑われます。早めに歯科医院で相談し、適切な治療を検討することをおすすめします。

奥歯の噛み合わせを改善する矯正治療の方法

奥歯の噛み合わせを改善する矯正治療には、主に「マウスピース矯正」と「ワイヤー矯正」の2つの方法があります。

それぞれの特徴を理解し、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

マウスピース矯正(インビザライン)の特徴

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯を動かしていく方法です。

透明なので目立ちにくく、ワイヤー矯正と比較すると痛みや違和感が少ないことから、近年選択する方が増加しています。

マウスピースは取り外しが可能なため、食事や歯磨きが通常通り行えるというメリットがあります。これにより、口腔衛生管理を維持しやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えることができます。

ただし、すべての症例に適応できるわけではありません。歯並びや骨格、抜歯の必要性などによって適応可否が変わります。また、1日20〜22時間以上の装着が必要で、装着時間が不足すると計画通りに歯が動かないこともあります。

そのため、自己管理が苦手な方にはワイヤー矯正を含めた別の選択肢をご提案することもあります。

ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正は、歯の表面または裏面にブラケットという矯正器具をつけて、それにワイヤーを通して歯を動かしていく方法です。

強い矯正力を歯にかけられるため、比較的深刻な噛み合わせの乱れにも対応できます。歯に固定されるため、つけ忘れがなく、通院回数が多いため歯の変化に対応しやすいという利点があります。

一方で、金属が目立つ、痛みを伴いやすい、食事や歯磨きがしにくいといったデメリットもあります。

噛み合わせ改善の治療期間と効果を実感するまでの目安

矯正治療で噛み合わせが改善されるまでの期間は、症状の程度や治療方法によって異なります。

一般的には、1〜3年程度の期間が必要です。

マウスピース矯正の場合

マウスピース矯正では、1枚のマウスピースで歯を動かせる距離は最大0.25mmです。1カ月で動く距離は最大1mmとなります。

そのため、マウスピース装着を開始して早い段階で効果を感じることはほぼありません。矯正治療が終了する頃になると、大体の歯列や噛み合わせが整い、効果を実感できるようになります。

早い方では2〜3週間ほどで歯の動きが感じられることがありますが、見た目に変化がわかるまでには1〜2か月かかることが一般的です。

ゴムかけの役割と期間

マウスピース矯正では、「ゴムかけ(顎間ゴム)」と呼ばれる補助的な処置が必要になる場合があります。

ゴムかけは、上下の歯に小さな輪ゴムをかけることで、噛み合わせを整えたり、歯の動きを補助したりする大切な工程です。

ゴムかけが必要な期間は、歯並びや噛み合わせの状態によって個人差がありますが、軽度の噛み合わせ調整であれば2〜3か月ほど、中等度の歯列改善の場合は6か月前後の装着が必要になることがあります。

早い方では2〜3週間ほどで歯の動きが感じられることがありますが、見た目に変化がわかるまでには1〜2か月かかることが一般的です。焦らず継続することが大切です。

治療中の一時的な違和感

矯正治療中に噛み合わせが悪くなったと感じる方もいますが、多くの場合は治療過程で生じる一時的なものです。

矯正は徐々に歯を動かして理想的な歯列を目指すため、治療の途中段階で一時的に噛み合わせが不安定になることがあります。特に治療初期や中期では、歯が計画的に移動中であるため、噛み合わせが悪化したように感じることが多いです。

最終段階まで治療を進めると、計画された噛み合わせが完成し、安定することが一般的ですので、治療途中での一時的な変化に不安を感じる場合も、最後まで治療を続けることが重要です。

噛み合わせが整うことで得られるメリット

噛み合わせが整うと、見た目の改善だけでなく、さまざまなメリットが得られます。

咀嚼機能の向上

噛み合わせが整うと、食べ物をしっかりと噛めるようになります。

前歯でうまく噛みきれる、適切に咀嚼できるようになることで、消化吸収が改善され、胃腸への負担が軽減されます。栄養も十分に摂取できるようになり、全身の健康にも良い影響を与えます。

顎関節症の予防

噛み合わせが正しくなると、顎関節や周りの筋肉への負担が減り、顎関節症のリスクが低下します。

口を大きく開けられるようになり、咀嚼や発音もスムーズになります。

歯の摩耗や破折の予防

噛み合わせが整うと、特定の歯に過剰な力がかかることがなくなり、歯の摩耗や破折を防ぐことができます。

これにより、歯の寿命を延ばし、将来的な治療介入を減らすことができます。

虫歯や歯周病のリスク低減

歯列が整うと、ブラッシング効率が上がり、口腔内を清潔に保ちやすくなります。

歯が重なっている部位は清掃が難しく、プラークが残りやすいため、虫歯や歯周病のリスクが高まる傾向がありますが、矯正治療によって歯列が整うことで、これらのリスクを低減できます。

顔のバランスや横顔の改善

噛み合わせが整うと、顎のラインや横顔のフェイスライン、顔の形が改善されることがあります。

Eライン(鼻先と顎先を結んだライン)の改善により、横顔の美しさやバランスが向上し、自然な美しさを実現できます。

発音や滑舌の改善

噛み合わせが正しくなると、舌の動きがスムーズになり、発音や滑舌が改善されることがあります。

これにより、コミュニケーションがより円滑になります。

当院のインビザライン矯正の特徴

当院では、インビザライン矯正に特化した高度な専門性を持ち、圧倒的な症例実績で患者さまの多様な悩みに対応しています。

院長はインビザラインブラックダイヤモンドトッププロバイダー認定医の資格を保有しており、症例累計2,500件以上の実績を誇ります。

スピード矯正が可能

当院では、PBM healing(光加速矯正装置)を使用したスピード矯正を多くの方に行っており、日本でもトップクラスの症例数です。

歯の周辺組織に近赤外線光を照射することによって細胞を活性化させ、歯を支える歯槽骨の細胞の代謝が促されることにより、通常よりも歯を速く移動させることができます。

通常1年かかる矯正であれば、最短で5ヶ月で矯正を終えることも可能です。

精密な治療を提供

当院では、マイクロスコープを完備しており、肉眼に比べ視野を20倍に拡大することができるため、細部の正確な処置が可能となります。

患者さまの立場に立ち、見た目の向上だけでなく虫歯の再発リスクを抑えることや歯をなるべく残す治療を実現するために、先進医療機器や高性能な治療材料を使用しています。

顔全体の美しさを考えた治療

当院は、Eラインや口を開けた時の歯ぐきの見え方や歯の見え方にも留意し、自然な美しさに指針を置いて、バランス良く整った顔立ちを目指した治療を行います。

RIVER CLINIC美容外科との審美歯科的な視点やノウハウも活かしながら、顔全体の美しさを考え、美と健康を追求することが可能です。

安心して受けられる環境

当院では、患者さまの恐怖心やトラウマを取り除くことを第一に考えており、歯科麻酔医が在籍しているので、恐怖心が強い患者さまにはセデーション(静脈内鎮静法)を用いることができます。

また、患者さまのプライバシーに配慮した全室個室でVIPルームも完備し、バリアフリー設計となっております。

まとめ

奥歯の噛み合わせの乱れは、顎関節症や歯の摩耗、さらには全身の健康にまで影響を及ぼす可能性があります。

マウスピース矯正やワイヤー矯正によって、噛み合わせを改善することで、咀嚼機能の向上、顎関節症の予防、歯の摩耗や破折の予防、虫歯や歯周病のリスク低減、顔のバランスや横顔の改善、発音や滑舌の改善など、さまざまなメリットが得られます。

矯正治療は短期間で終わる施術ではなく、数ヵ月〜数年単位で取り組む医療です。だからこそ当院では、見た目だけでなく「長期的な口腔の健康」を見据えた提案を重視しています。

歯並びに少しでも気になる点がある方、将来の歯の健康を考え始めたい方は、まずはカウンセリングで現状を把握するところから始めてみてください。矯正が必要かどうかも含め、専門的な視点で丁寧にご説明いたします。

詳しい治療内容や料金については、インビザライン マウスピース矯正をご覧ください。

古居 憲
この記事の監修者
院長 古居 憲

マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。

一覧へ戻る