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授乳中の矯正治療〜安全に進めるための注意点と治療の選び方

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授乳中の矯正治療〜安全に進めるための注意点と治療の選び方

授乳中でも矯正治療は可能なのか

結論から申し上げると、**授乳中でも矯正治療は可能**です。

矯正治療自体は、歯に装置をつけて力をかけることで歯を動かす治療法であり、母乳や赤ちゃんに直接的な影響を与えるものではありません。

ただし、治療の過程で使用する麻酔や痛み止めなどの薬剤、レントゲン撮影などについては、授乳への影響を考慮する必要があります。

授乳中の矯正治療で最も重要なのは、担当医に授乳中であることを必ず伝えることです。

そうすることで、治療計画を授乳に配慮した内容に調整できます。

また、矯正装置の種類によっても授乳中の負担は変わってきます。取り外しができるマウスピース型矯正装置は、授乳中の方にとって特に管理しやすい選択肢となります。

授乳中に矯正治療を始めるメリット

育児中は外出の機会が減り、人と会う頻度も少なくなります。

この時期は、矯正装置に慣れるための「準備期間」として最適です。

特にマウスピース矯正なら目立ちにくいため、育児中でも周囲の目を気にせず治療を進められます。

また、産後は歯周病リスクが高まる時期でもあります。矯正治療で歯並びを整えることは、将来的な口腔衛生の向上にもつながります。

授乳中の矯正治療で注意すべき3つのポイント

授乳中に矯正治療を受ける際には、特に注意すべきポイントが3つあります。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

麻酔の使用について

矯正治療では、抜歯や矯正用アンカースクリューの埋入など、麻酔が必要になる処置があります。

歯科で使用する局所麻酔は、無痛分娩にも用いられる薬剤で、通常の使用量では催奇形性が認められておらず、安全に使用できるとされています。

授乳中の局所麻酔については、生後3ヶ月位までの乳児の場合、乳児の代謝機能が未成熟なため、控えたほうが良いとされています。

薬剤を使用後、約2時間をピークにわずかに母乳へ移行しますが、5〜6時間後には半分以下、24時間後には全て代謝されます。

お子様が3ヶ月を過ぎると代謝機能もしっかりしてくるため、麻酔の影響はほとんど心配ないと考えられます。

麻酔を使用する処置を予定されている方は、授乳を済ませてから来院し、次の授乳時にはあらかじめ搾乳しておくか、人工乳を与えるという対応も可能です。

痛み止めなどの投薬について

矯正治療では、装置装着後や調整後に歯が動く痛みが生じることがあります。

基本的には授乳中の投薬は避けるべきですが、痛みを我慢することが逆にストレスとなり、母体や母乳に悪影響を与える可能性もあります。

現在最も安全な痛み止めは**カロナール(アセトアミノフェン)**とされています。催奇形性や機能障害等の危険が少なく、排泄時間が早いため小児の解熱鎮痛剤としても使用されています。

一方、妊娠全期を通じてボルタレン錠、妊娠末期のロキソニン錠は使用禁忌とされています。授乳中も同様に避けるべき薬剤です。

必要があれば産婦人科の担当医と相談した上で、適切なタイミング、使用量、期間を十分考慮して投薬を行います。

レントゲン撮影の影響について

矯正治療では、治療計画を立てるためにレントゲン撮影が必要になります。

授乳中のレントゲン撮影について心配される方も多いのですが、結論から言うと**授乳中のレントゲン撮影は問題ありません**。

歯科用レントゲンの被ばく量は非常に少なく、お腹に直接エックス線が当たることもありません。

デンタルX線写真の被ばく量は0.003mSv、パノラマX線撮影は0.001〜0.002mSvです。さらにデジタルのX線撮影装置を用いるとこの10分の1になります。

地球上で1年間に浴びる自然放射線量は、日本でおおよそ2.3mSvです。同じ放射線量で、デンタルフィルムは150枚以上、パノラマは100枚撮影できることになります。

また、撮影部位が子宮から離れているため、防護エプロンを着用してお腹周りを保護すれば、赤ちゃんへの影響はないとされています。

授乳中におすすめの矯正治療法

授乳中の矯正治療では、治療法の選択が重要になります。

ここでは、授乳中の方に特におすすめの治療法について解説します。

マウスピース矯正(インビザライン)の特徴

授乳中の矯正治療で最もおすすめなのが、**マウスピース型矯正装置(インビザライン)**です。

透明で目立ちにくく、取り外しが可能なため、授乳中の方にとって多くのメリットがあります。

食事や歯磨きの際には装置を外せるため、口腔衛生管理を維持しやすいという特徴があります。

育児中は自分のケアに時間をかけられないことも多いですが、マウスピース矯正なら通常通りの歯磨きが可能です。

また、1日20〜22時間以上の装着が必要ですが、授乳の際に外す必要はありません。ただし、装着時間が不足すると計画通りに歯が動かないため、自己管理が重要になります。

当院では、インビザラインブラックダイヤモンドトッププロバイダー認定医の資格を持つ院長が、圧倒的な症例実績をもとに治療を提供しています。

治療前には3Dシミュレーションソフトを用いて歯の移動計画を可視化し、治療後の歯並びイメージを事前に確認できます。

ワイヤー矯正との比較

従来のワイヤー矯正も、授乳中に行うことは可能です。

ワイヤー矯正は固定式のため、自己管理が苦手な方には向いています。装置を外す必要がないため、装着時間を気にする必要もありません。

ただし、歯ブラシがしにくくなるため、口腔衛生管理には注意が必要です。

授乳中はホルモンバランスの関係で虫歯や歯周病のリスクが上がるため、より丁寧な歯磨きが求められます。

また、ワイヤー矯正は見た目が目立つため、育児中の外出時などに気になる方もいらっしゃいます。

当院では、患者様の症状やライフスタイルに合わせて、マウスピース矯正とワイヤー矯正の両方から最適な治療法をご提案しています。

スピード矯正という選択肢

育児中は時間に余裕がなく、できるだけ短期間で治療を終えたいという方も多いでしょう。

当院では**PBM healing(光加速矯正装置)**を使用したスピード矯正を提供しており、日本でもトップクラスの症例数を誇ります。

歯の周辺組織に近赤外線光を照射することによって細胞を活性化させ、歯を支える歯槽骨の細胞の代謝が促されることにより、通常よりも歯を速く移動させることができます。

通常1年かかる矯正であれば、最短で5ヶ月で矯正を終えることも可能です。

育児と並行して矯正治療を進めたい方にとって、治療期間の短縮は大きなメリットとなります。

授乳中の矯正治療を始める最適なタイミング

授乳中といっても、産後すぐから卒乳まで、時期によって状況は大きく異なります。

ここでは、矯正治療を始める最適なタイミングについて解説します。

産後すぐ(生後0〜3ヶ月)の注意点

産後すぐの時期は、赤ちゃんの代謝機能が未成熟なため、麻酔や投薬が必要な処置は避けたほうが良いでしょう。

ただし、マウスピース矯正の型取りやレントゲン撮影など、麻酔や投薬を必要としない検査は可能です。

この時期は、カウンセリングや精密検査を受けて治療計画を立てる「準備期間」として活用するのがおすすめです。

当院では、カウンセリングから診断に必要なレントゲン撮影まで無料で行っており、カウンセリング当日から治療も可能です。

生後4ヶ月以降の治療開始

お子様が生後4ヶ月を過ぎると、代謝機能もしっかりしてくるため、麻酔や投薬の影響はほとんど心配なくなります。

この時期からは、抜歯が必要な矯正治療も安心して始められます。

ただし、授乳のリズムが整ってきたとはいえ、夜間授乳などで睡眠不足になりがちな時期でもあります。

矯正装置に慣れるまでの期間は、多少の違和感や痛みを感じることもあるため、体調と相談しながら治療を進めることが大切です。

卒乳後の治療開始という選択

「授乳中は何かと心配だから、卒乳してから始めたい」という方もいらっしゃいます。

もちろん、卒乳後に治療を始めることも一つの選択肢です。

ただし、矯正治療は数ヶ月〜数年単位で取り組む医療です。卒乳を待っていると、治療開始が大幅に遅れてしまう可能性もあります。

授乳中でも安全に治療を進められる方法があることを知っておくことで、選択肢が広がります。

授乳中の矯正治療で大切にしていること

当院では、授乳中の患者様に対して特に配慮している点があります。

それは、「見た目だけでなく、長期的な口腔の健康を見据えた提案」です。

歯並びを整える治療は、審美的な改善だけでなく、将来の歯を守るための予防医療という側面もあります。

歯並びが乱れていると、特定の歯に過剰な力がかかりやすく、歯の摩耗や破折、歯周組織への負担につながることがあります。

また、歯が重なっている部位は清掃が難しく、プラークが残りやすいため、むし歯や歯周病リスクが高まる傾向があります。

矯正治療によって歯列が整うと、ブラッシング効率が上がり、結果として口腔内を清潔に保ちやすくなる可能性があります。

これは、将来的な治療介入を減らすという意味でも意義のあることです。

患者様一人ひとりに合わせた治療計画

授乳中の矯正治療では、画一的な治療計画ではなく、患者様一人ひとりの状況に合わせた柔軟な対応が必要です。

当院では、レントゲン撮影、口腔内写真、噛み合わせ評価、口腔内スキャンなどの精密検査を行い、患者様の現状を正確に把握します。

その上で、授乳の状況、お子様の月齢、ライフスタイル、ご希望などを総合的に考慮して、最適な治療計画を立案します。

費用についても、症状やプランによって異なりますが、検査後に総額を明示し、追加費用の可能性についても事前に説明しています。

通院の負担を軽減する工夫

育児中は、歯科医院への通院自体が大きな負担になることもあります。

マウスピース矯正の場合、ワイヤー矯正に比べて通院回数が少なく済むため、育児中の方にとって負担が軽減されます。

当院は恵比寿駅より徒歩1分という立地にあり、アクセスも良好です。

また、全室個室でVIPルームも完備しており、プライバシーに配慮した空間で治療をお受けいただけます。

バリアフリー設計となっているため、ベビーカーでのご来院も可能です。

まとめ〜授乳中でも安心して矯正治療を始められます

授乳中の矯正治療は、適切な配慮と治療法の選択により、安全に進めることができます。

麻酔や投薬については、お子様の月齢や授乳のタイミングを考慮することで、リスクを最小限に抑えられます。

レントゲン撮影は授乳中でも問題なく行えます。

マウスピース矯正(インビザライン)は、取り外しが可能で口腔衛生管理がしやすく、授乳中の方に特におすすめの治療法です。

当院では、インビザラインブラックダイヤモンドトッププロバイダー認定医の資格を持つ院長が、豊富な症例実績をもとに治療を提供しています。

光加速矯正装置を使用したスピード矯正にも対応しており、通常1年かかる矯正を最短5ヶ月で終えることも可能です。

歯並びに少しでも気になる点がある方、将来の歯の健康を考え始めたい方は、まずはカウンセリングで現状を把握するところから始めてみてください。

矯正が必要かどうかも含め、専門的な視点で丁寧にご説明いたします。

育児中だからこそ、自分自身の健康と美しさにも目を向けてみませんか?

授乳中でも安心して矯正治療を始められる環境が、ここにあります。

インビザライン マウスピース矯正の詳細はこちら

古居 憲
この記事の監修者
院長 古居 憲

マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。

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