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マウスピース矯正では、食事の際に装置を外すというルールがあります。
これは自宅での食事でも外食でも同じで、食べ物を口に入れる際はどんな場所であっても外さなくてはいけません。
マウスピースを装着したまま食事をすると、いくつかの問題が発生する可能性があります。
まず、マウスピースが変形したり、穴があいたり、着色する場合があります。
マウスピースは薄いプラスチックで作られているため、強度が高いわけではありません。
熱い食べ物や飲み物を摂取すると、60℃以上の温度でマウスピースが変形するリスクがあります。
また、硬い食べ物を噛むことで、割れや欠けといった損傷を引き起こしかねません。
色の濃いワイン・コーヒー・紅茶・緑茶は着色の原因になり、醤油やソース、ケチャップなどの色が濃い調味料を使った食べ物も同様です。
さらに重要なのは、マウスピースを装着したまま食事をすると、歯とマウスピースの隙間に食べかすが入り込み、虫歯や歯周病を引き起こす歯垢(プラーク)が溜まることです。
マウスピース矯正中に虫歯治療が必要になった場合、矯正治療のスケジュールが遅れたり、歯の形が変わってマウスピースの再作成が必要になったりすることがあります。
マウスピースの必要装着時間は、1日20時間以上とされています。
この時間を守れるように予定を組むことが、治療成功の鍵となります。
マウスピース矯正は、マウスピースを長時間装着することで歯を動かし、歯並びを整える治療です。
装着時間が不足すると計画通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまう可能性があります。
外食の際も、マウスピースを外している時間をできるだけ短くすることを意識しましょう。
矯正中は、歯を動かしているぶん後戻りがしやすくもなっているため、外している時間が長ければそれだけマウスピースがはまらなくなる恐れがあります。

外食時にマウスピースを外すタイミングには、いくつかのパターンがあります。
お店の作りや同行者との関係性によって、適切な方法を選ぶことが大切です。
一度席を立ち洗面所やトイレで外す方法は、人目につきづらいため、安心感があります。
食事の席で装置を外すことに抵抗がある方や、マウスピース矯正をはじめて間もない方は個室で鏡のある場所の方がゆっくり周囲を気にすることなく着脱できます。
また、装置や手をすぐに水道で洗えるので衛生的にもよいですね。
ただし、お店によっては個室の中に手を洗う場所がなく、共同スペースでしかマウスピースを洗うことができない場合もあるため、注意が必要です。
混雑しているときは、マウスピースを洗いづらいかもしれません。
また、マウスピースをしまっておくためのケースを忘れてしまうと、ハンカチやペーパータオルに包むことになる可能性もありますので、その点も注意しましょう。
隣に座った状態でマウスピースを外すのは一番楽な方法です。
しかし人目につくのでマナーが悪いと思われてしまう可能性もあります。
どうしても席から離れたくない場合は、個室や仕切りがあるなど、人目につかない場所を選びましょう。
家族や親しい友人であれば、矯正治療をしていることに理解があり気兼ねなく装置の着脱ができるでしょう。
よく一緒に外食する方にはマウスピース矯正のルールがあることを話しておくと安心です。
余計な気を使わずに済むため、お互いが過ごしやすくなります。
外食や食べ歩きが事前にわかっていれば、自宅で外すもしくはお店に入る前に装置を外すとストレスがかかりません。
あらかじめ外しておけばトイレや洗面台に行く必要はありませんので、楽ですよね。
ただし、ご自宅から近い場所や、注文後にお料理がすぐにでてくる場所であれば問題はありませんが、それらに時間を取られてしまう場合は、食事をゆっくり楽しめない可能性も考えられます。
マウスピース矯正は1日20時間以上装着するというルールがあり、外して食事をするまでにどのくらい時間がかかるのかを意識する必要があります。
急な呼び出しの場合も、持ち歩く方が無難です。
万が一に備えて、できるだけマウスピースはケースに入れて持ち歩くようにしましょう。

外したマウスピースを適切に保管することは、紛失や破損を防ぐために非常に重要です。
外したマウスピースをケースに入れずに保管をしてしまうと、紛失の原因に繋がります。
また、ティッシュに包んで保管をするとゴミと勘違いして捨ててしまうこともあるかもしれません。
落として、踏んでしまうようなことがあれば破損にもつながります。
食べ歩き・飲み会・食事会の際には必ず専用のマウスピースケースを持っていきましょう。
インビザラインアライナーケースなど、マウスピース専用のケースを使用することをおすすめします。
ケースは清潔に保ち、定期的に洗浄することも大切です。
マウスピースは熱に弱いため、直射日光の当たる窓際や熱い飲み物の近くなど、高温になる場所には置かないよう注意が必要です。
決してティッシュに包んだり、テーブルに直接置いたりしないでください。
外す際は清潔な手で慎重に行い、専用のケースに保管しましょう。
食事中は、ケースをバッグの中に入れておくか、テーブルの端に置いておくと安心です。
外食時には、マウスピースケースの他にもいくつかのアイテムを持ち歩くと便利です。
携帯用の歯磨きセット(歯ブラシ・歯磨き粉)、フロスや歯間ブラシ、うがい用の水、マウスウォッシュなどがあると、食後のケアがスムーズに行えます。
また、スマートフォンのリマインド機能を設定しておくと、再装着のつけ忘れを防ぐことができます。
アルコールが入ると盛り上がって、つい忘れてしまうことがあるため、前もって設定しておいたり、周囲の人に伝えておくなどして、つけ忘れを防ぐ工夫をしましょう。

食後のケアは、マウスピース矯正の成功に欠かせません。
口腔内が不衛生な状態のままマウスピースを装着してしまうと虫歯のリスクを高めます。
まず、食事が終わったらすぐに歯を磨きましょう。
フッ素入りの歯磨き粉を使用し、少なくとも2分間丁寧に磨くことが重要です。
次に、フロスや歯間ブラシを使用して歯間の清掃を行います。
その後、マウスピースをぬるま湯ですすぐか、専用の洗浄剤を使用して洗浄します。
最後に、マウスピースが清潔になったことを確認してから再装着します。
この一連の流れを毎食後に行うことで、健康的な口腔環境を保ちながら治療を進めることができます。
歯磨きをすることが難しい状況であれば、うがいをしたり、水を飲んで食べカスが極力残らないようにしてから再装着し、帰宅後にきちんと歯磨きをしましょう。
できるだけマウスピースも流水下で洗い流し、口腔内とマウスピースの両方の清潔を保ちましょう。
マウスウォッシュを使用することも、一時的な対処法として有効です。
ただし、これらはあくまで応急処置であり、できるだけ早く適切な歯磨きを行うことが大切です。
食後はできるだけ早くマウスピースを再装着することが重要です。
マウスピースは食事直前まで装着し、食後は歯磨きしてからマウスピースを装着するというサイクルを守りましょう。
新しいマウスピースは長時間装着できるよう調整し、マウスピース交換直後の3日間は、装着時間が短くなりそうなイベントは避けることをおすすめします。
イベント前は、交換前のマウスピースの装着期間を延ばす等、担当医と相談が必要な場合もあります。
マウスピース矯正中は、いくつかの食べ物や飲み物に注意が必要です。
特に避けるべきなのは、硬い食べ物、粘着性の高い食品、そして着色性の強い食品です。
ガムやキャラメルなどの粘着性の高い食べ物は、歯の表面に残りやすく、再装着時に注意が必要です。
歯の表面に残ってしまっているとマウスピースにくっついて取れなくなってしまうこともあります。
また、せんべいやステーキ等の硬い食べ物は歯を痛める可能性があるため避けましょう。
マウスピース矯正を始めたばかりの方や、マウスピースを交換直後など、歯が動き始めて不安定な状態のときは、特に硬い食べ物は避けた方が良いでしょう。
カレーやトマトソースなどの着色性の強い食品は、マウスピースの変色を引き起こす可能性があるので控えめにしましょう。
基本的に、水と白湯以外の飲み物を摂取する際は、マウスピースを外すことをおすすめします。
コーヒーや紅茶などの着色性の強い飲み物を飲んだ後は、すぐに口をすすぐことが大切です。
これにより、歯やマウスピースの着色を防ぐことができます。
砂糖入りの飲み物を摂取した場合は、虫歯予防のために可能であれば歯を磨きましょう。
歯磨きが難しい環境であれば、最低でも水でよくうがいをすることをおすすめします。
アルコールは口腔内乾燥や変色リスクがあるため、マウスピースを外して飲むようにしましょう。
ストローの使用は一般的に推奨されません。
その理由として、完全な接触防止が困難であることが挙げられます。
ストローを使用しても、飲み物が歯や装置に触れる可能性が残るのです。
また、ストローを使用することで無意識に飲む量が増え、結果的に歯やマウスピースへの影響が大きくなる可能性もあります。
したがって、飲み物を摂取する際は、マウスピースを外し、飲んだ後は口をすすいでから再装着することをおすすめします。
外食のシーンによって、適切な対応方法が異なります。
それぞれの状況に合わせた実践的なテクニックをご紹介します。
ランチなど短時間の食事では、食事直前にトイレや洗面所でマウスピースを外し、食後すぐに歯磨きをして再装着するのが理想的です。
時間に余裕がない場合は、最低限うがいをしてから再装着し、帰宅後に丁寧な歯磨きを行いましょう。
職場でのランチの場合は、デスクに携帯用の歯磨きセットを常備しておくと便利です。
飲み会や長時間の食事会では、装着時間の管理が特に重要になります。
食事が始まる直前までマウスピースを装着し、食事が終わったらできるだけ早く再装着しましょう。
2次会に行く場合は、1次会と2次会の間に歯磨きとマウスピースの装着を行うことをおすすめします。
アルコールが入ると再装着を忘れがちなので、スマートフォンのアラームを設定しておくと安心です。
食べ歩きの場合は、装着時間の管理が難しくなります。
できるだけ短時間で済ませるか、食べ歩きの前後にマウスピースを装着する時間を確保しましょう。
また、食べ歩き中は水を持ち歩き、食べた後にすぐ口をすすぐことを心がけてください。
カジュアルな外食の場合も、基本的なルールは同じです。
ただし、周囲の目が気になる場合は、事前に外しておくか、トイレで外すなど、状況に応じて柔軟に対応しましょう。
マウスピース矯正中でも、適切な対応を知っていれば外食を十分に楽しむことができます。
食事の際は必ずマウスピースを外し、専用ケースで保管すること、1日20時間以上の装着時間を守ること、食後は歯磨きをしてから再装着することが基本です。
外食時には、携帯用の歯磨きセット、マウスピースケース、うがい用の水などを持ち歩くことで、どんな場所でも適切なケアができます。
周囲の理解を得ることも大切です。
よく一緒に外食する方には、マウスピース矯正のルールを説明しておくと、お互いにストレスなく過ごせます。
矯正治療は数ヵ月〜数年単位で取り組む医療です。
だからこそ、見た目だけでなく「長期的な口腔の健康」を見据えた提案を重視しています。
マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外し可能な点が特徴で、食事や歯磨きが通常通り行えるため、口腔衛生管理を維持しやすいというメリットがあります。
当院では、こうした予防的観点も踏まえた矯正治療を大切にしています。
マウスピース矯正について詳しく知りたい方、外食を含めた日常生活との両立について相談したい方は、まずはカウンセリングで現状を把握するところから始めてみてください。
矯正が必要かどうかも含め、専門的な視点で丁寧にご説明いたします。
マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。