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インビザライン分割払いの方法〜賢い資金計画のコツ

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インビザライン分割払いの方法〜賢い資金計画のコツ

インビザライン矯正の費用と分割払い|無理なく始める賢い支払い方法

インビザライン矯正は美しい歯並びを手に入れるための人気の治療法ですが、費用面で悩む方も多いのではないでしょうか。実際、治療費は決して安くありません。

しかし、一括で支払う必要はなく、分割払いを利用することで経済的な負担を軽減できるのです。

私は矯正専門医として2,500症例以上を担当してきましたが、多くの患者さんが「費用が心配で治療を始められない」と悩んでいました。そんな方々にも安心して治療を受けていただけるよう、今回は分割払いの方法と賢い選び方について詳しくお伝えします。

インビザライン矯正の費用相場とは?

インビザライン矯正の費用は、治療範囲や歯並びの状態によって大きく変わります。まずは一般的な費用相場を把握しておきましょう。

インビザライン矯正の種類と費用相場は以下のようになっています。

  • インビザライン コンプリヘンシブ:80〜130万円(重度の不正歯列、治療期間1年半〜3年程度)
  • インビザライン モデレート:80万円〜(中度の不正歯列、治療期間1年程度)
  • インビザライン Go:35万円〜(前歯部の不正歯列、最大7ヶ月)
  • インビザライン ライト:45万円〜(軽度の不正歯列、最大5ヶ月)
  • インビザライン エクスプレス:40万円〜(より軽度な不正歯列、3〜4ヶ月)

これらの費用には、初診料・検査料・マウスピース製作費・調整料などが含まれています。ただし、医院によって費用体系は異なるため、詳細は必ず担当医に確認しましょう。

私の臨床経験から言うと、インビザラインの費用は決して安くはありませんが、その効果や利便性を考えると多くの患者さんにとって価値ある投資となっています。

インビザライン費用の内訳

インビザライン矯正にかかる費用は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  • 矯正前の検査・診断費用:初診料、レントゲン撮影料、CT撮影料、口腔内スキャン料、診断料など
  • 矯正中の調整費用:マウスピース製作料、調整料、アタッチメント装着料、IPR施術料など
  • 矯正後の保定装置料・観察料:保定装置製作料、定期観察料など

当院では先進のCTやiTeroスキャナーを導入し、精密な診断を行っています。これにより、より正確な治療計画を立てることが可能になり、治療の質が向上しています。

どうですか?費用の内訳を知ることで、何にお金がかかっているのか理解できますよね。

インビザライン矯正の分割払い方法

インビザライン矯正の費用は高額ですが、一括払いだけでなく様々な分割払いの方法があります。自分に合った支払い方法を選ぶことで、経済的な負担を軽減しながら治療を受けることができるのです。

インビザライン矯正の主な分割払い方法は以下の通りです。

デンタルローン(医療ローン)

デンタルローンは歯科治療専用のローンで、多くの歯科医院で導入されています。一般的なクレジットカードよりも金利が低く設定されていることが多いのが特徴です。

デンタルローンのメリットは、長期間の分割払いが可能なこと。最長で60回(5年)、場合によっては84回(7年)までの分割に対応しているケースもあります。

例えば、100万円の治療費を60回払いにすると、月々の支払いは約18,000円程度になります。自分の家計に合わせた無理のない返済計画を立てられるのが大きな利点です。

ただし、医院によって提携している信販会社が異なるため、金利や分割回数の条件は様々です。必ず事前に確認しましょう。

医院独自の分割払いプラン

一部の歯科医院では、独自の分割払いプランを用意しています。これは医院と患者の間で直接契約を結ぶ形になります。

医院独自プランのメリットは、金利がかからないケースがあること。例えば、治療期間中(1年程度)の分割であれば無金利で対応してくれる医院もあります。

私の経験では、患者さんの経済状況に合わせて柔軟に対応している医院が増えています。特に治療に熱心な医院ほど、支払い面でも患者さんの立場に立った提案をしてくれることが多いです。

ただし、医院独自プランは通常、比較的短期間(6ヶ月〜1年程度)の分割に限られることが多いので注意が必要です。

クレジットカードでの分割払い

多くの歯科医院ではクレジットカードでの支払いに対応しています。クレジットカードを使った分割払いは、手続きが簡単で即日利用できるのが大きなメリットです。

クレジットカードでの分割払いには主に以下の方法があります。

通常の分割払い

クレジットカードの通常分割は、購入時に分割回数を指定する方法です。一般的に3回、6回、10回、12回、24回などの選択肢があります。

この方法のメリットは手続きが簡単なこと。その場でカードを提示するだけで分割払いが可能です。

ただし、分割手数料(金利)が比較的高めに設定されていることが多く、長期の分割では総支払額が増えてしまうのがデメリットです。例えば、年率15%程度の手数料がかかるケースが一般的です。

リボルビング払い

リボルビング払いは、毎月一定額を支払う方法です。例えば「毎月3万円ずつ支払う」というように設定できます。

この方法のメリットは、月々の支払額を自分で決められること。家計に合わせた無理のない返済計画を立てられます。

しかし、リボ払いは金利が高く(年率15〜18%程度)、長期間にわたって利用すると総支払額が大幅に増えてしまうリスクがあります。計画的な利用が必要です。

医療専門クレジットカード

医療費専用のクレジットカードも選択肢の一つです。例えば「メディカルクレジットカード」などがこれに該当します。

医療専門カードのメリットは、一般のクレジットカードよりも金利が低く設定されていることが多い点。また、医療費に特化しているため、高額な治療費の分割払いに適しています。

ただし、これらのカードは事前に作っておく必要があるため、治療を急いでいる場合は間に合わないこともあります。計画的な準備が必要です。

医療費控除を活用した賢い支払い計画

インビザライン矯正の費用は、医療費控除の対象となる可能性があります。これを活用することで、税金の還付を受けられる場合があるのです。

医療費控除とは、1年間(1月1日から12月31日まで)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告をすることで所得税の一部が還付される制度です。

医療費控除の条件と計算方法

医療費控除を受けるためには、1年間の医療費総額が「10万円」または「総所得金額の5%」のいずれか少ない方を超える必要があります。

控除額の計算式は以下の通りです:

控除額 = 支払った医療費の総額 – 保険金などで補填される金額 – 10万円(または総所得金額の5%のいずれか少ない方)

最大で200万円まで控除を受けることができます。

例えば、年収500万円の方が100万円のインビザライン治療を受けた場合、医療費控除の対象額は「100万円 – 25万円(所得の5%)= 75万円」となります。

この75万円に所得税率(例:20%)を掛けた約15万円が還付される可能性があるのです。

医療費控除を最大化するためのコツ

医療費控除を最大限に活用するためのコツをご紹介します。

  • 治療費の支払い時期を調整する:年をまたいで治療する場合、医療費が多い年に支払いを集中させると控除額が大きくなることがあります。
  • 家族全員の医療費をまとめる:生計を一にする家族の医療費はまとめて申告できるため、家族全体の医療費を考慮した計画を立てましょう。
  • 交通費も医療費に含める:通院のための交通費も医療費に含めることができます(公共交通機関の場合)。
  • 領収書は必ず保管する:医療費控除の申告には領収書の保管が必須です。すべての支払いの証明を残しておきましょう。

私の患者さんの中には、この医療費控除をうまく活用して、実質的な治療費負担を10〜15%程度軽減できた方もいらっしゃいます。

分割払いプランの選び方と注意点

インビザライン矯正の分割払いプランを選ぶ際は、自分の経済状況に合わせた最適な方法を選ぶことが重要です。以下のポイントを参考にしてください。

総支払額を比較する

分割払いを検討する際は、最終的な総支払額を必ず確認しましょう。金利や手数料によって、実際の支払総額は大きく変わってきます。

例えば、100万円の治療費を24回払いにした場合:

  • 医院独自の無金利プラン:総額100万円
  • デンタルローン(年率8%):総額約108万円
  • クレジットカード分割(年率15%):総額約115万円

同じ分割回数でも、支払方法によって最終的な負担額に大きな差が出ることがあります。

月々の支払額と返済期間のバランス

月々の支払額を抑えるために返済期間を長くすると、総支払額は増えてしまいます。逆に、総支払額を抑えるために返済期間を短くすると、月々の負担が大きくなります。

自分の家計状況を考慮し、無理のない範囲で返済期間を設定することが大切です。一般的には、月々の返済額が手取り収入の10%以内に収まるよう計画するのが理想的です。

例えば、手取り月収30万円の方であれば、月々の返済額は3万円以内が望ましいでしょう。

契約前に確認すべき事項

分割払いの契約を結ぶ前に、以下の点を必ず確認しましょう。

  • 金利(実質年率):年率何%の金利がかかるのか
  • 手数料:事務手数料や契約手数料がかかるか
  • 返済期間と回数:何ヶ月(何回)の分割払いになるのか
  • 総支払額:最終的にいくら支払うことになるのか
  • 中途解約・繰上返済:途中で一括返済する場合のペナルティはあるか
  • 遅延損害金:支払いが遅れた場合のペナルティはどうなるか

これらの条件を比較検討し、自分にとって最も有利な支払い方法を選びましょう。

当院のインビザライン分割払いプラン

RIVER CLINIC DENTALでは、患者さんの経済的負担を軽減するために、複数の分割払いプランをご用意しています。

当院のインビザライン矯正は、ブラックダイヤモンドトッププロバイダー認定医である私が担当します。2,500症例以上の実績を活かし、最短で最高の結果が出るよう治療計画を立てています。

当院の分割払いプランの特徴

当院では以下の分割払いプランをご用意しています。

  • 医院独自の分割払いプラン:治療期間中の無金利分割に対応
  • 提携デンタルローン:最長60回払いまで対応、低金利で利用可能
  • 各種クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、American Express、Dinersに対応

特に、治療期間中の無金利分割は多くの患者さんに好評です。例えば、100万円の治療費を12回の分割で支払う場合、月々約8.3万円の支払いで、追加費用は一切かかりません。

また、提携デンタルローンでは、審査通過後すぐに治療を開始できるのも特徴です。月々1万円台からの支払いプランもご用意しており、ご希望の支払い方法に柔軟に対応しています。

分割払いに関するよくある質問

当院に寄せられる分割払いに関するよくある質問とその回答をご紹介します。

  • Q: 分割払いの審査に通りやすいですか?
  • A: 提携デンタルローンは一般的なローンよりも審査基準が緩やかな傾向があります。また、医院独自の分割払いプランは、より柔軟に対応しています。
  • Q: 途中で一括返済することは可能ですか?
  • A: 可能です。デンタルローンの場合、一部繰上返済や完済も手数料なしで対応しています。
  • Q: 治療途中で支払いが困難になった場合はどうなりますか?
  • A: そのような場合は早めにご相談ください。状況に応じて支払いプランの見直しなど、柔軟に対応いたします。

当院では、治療費の心配をすることなく、安心して矯正治療を受けていただけるよう、カウンセリングの段階で詳しく費用と支払い方法についてご説明しています。

まとめ:賢い資金計画でインビザライン矯正を始めよう

インビザライン矯正は決して安い治療ではありませんが、分割払いを賢く活用することで、経済的な負担を軽減しながら理想の歯並びを手に入れることができます。

この記事でご紹介した内容をまとめると:

  • インビザライン矯正の費用相場は40〜130万円程度
  • 分割払い方法には、デンタルローン、医院独自プラン、クレジットカード払いなどがある
  • 医療費控除を活用することで、税金の還付を受けられる可能性がある
  • 分割払いを選ぶ際は、総支払額、月々の負担、契約条件を比較検討することが重要
  • RIVER CLINIC DENTALでは、無金利分割や低金利ローンなど、複数の支払いプランを用意

美しい歯並びは、見た目の印象を良くするだけでなく、健康面でもさまざまなメリットをもたらします。費用面での不安から治療を諦めてしまうのはもったいないことです。

私は矯正専門医として、患者さん一人ひとりの歯並びの状態や治療目標に合わせて、最適な治療プランをご提案しています。費用面でのご相談も遠慮なくお申し付けください。

美しい笑顔は、あなたの人生を大きく変える可能性を秘めています。分割払いを賢く活用して、理想の歯並びを手に入れましょう。

詳しい情報や無料カウンセリングのご予約は、RIVER CLINIC DENTALのホームページからお問い合わせください。あなたの素敵な笑顔のお手伝いができることを楽しみにしています。

古居 憲
この記事の監修者
院長 古居 憲

マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。

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