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噛み合わせの悪さは、顔の歪みに直接影響を及ぼします。
顎のズレや歯並びの問題があると、噛み方が偏ってしまい、顔の筋肉の付き方がアンバランスになります。その結果、目の大きさやしわの入り方にも左右差ができ、顔全体が歪んで見えるようになります。
噛み合わせが悪いと、顎関節や筋肉に負担がかかり、顔の形状や筋肉のバランスが変化します。顔の歪みが生じる原因として、顎のズレや歯並びの問題が挙げられます。また、顎関節症による顔の歪みも考えられます。
下顎骨には2つの支点が必要です。下顎骨の顎関節部は頭部を支え、下顎骨の歯列で顔面を支えています。そのため、正中が合って左右の顎関節が正しい位置にあることと、正しい下顎位で上下の噛み合わせが合っていることが大切です。
頭蓋顔面骨は15種類23個の骨で構成されており、複雑な形態の骨がジグゾーパズルのように合わさり、互いに影響しながら動きを構成しています。噛み合わせの悪化と下顎骨の偏位により、頭蓋顔面つまり顔の歪みは容易に起こります。
適切な治療を受けることで、噛み合わせが改善されると同時に顔の歪みも矯正されることが期待できます。
顔の歪みを引き起こす原因は複数あります。
それぞれの原因を理解することで、適切な治療方法を選択することができます。ここでは、顔の歪みの主な原因について詳しく見ていきましょう。
顎のズレや歯並びの問題は、噛み合わせが悪くなる原因の一つです。
顎の成長が不均衡であったり、歯が生えるスペースが狭くて歯並びが乱れることで、噛み合わせが悪くなります。また、顎の骨の形状や、遺伝的要因も影響を与えることがあります。
左右どちらかの噛み合わせの高さが不足したり、片噛みの癖があったり、噛みしめる癖があると顎関節に負担がかかり、負担がかかった側の下顎がシーソーして歪みます。シーソーして上に入り込んだ下顎の顆頭と呼ばれる下顎骨の上部にある楕円状の突起が、クッションの役割をする関節円盤を圧迫します。
歯の欠損や虫歯も、噛み合わせが悪くなる原因となります。
歯が欠損していると、隣接する歯が移動し、噛み合わせが悪くなることがあります。また、虫歯によって歯が壊れると、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。
このような状態が続くと、顎の位置がずれ、顔の歪みにつながる可能性があります。
親知らずが生えることで、噛み合わせが悪くなることがあります。
親知らずが生える際に、既存の歯に圧力をかけることで、歯並びが乱れたり、他の歯が押されて噛み合わせが悪くなることがあります。特に、親知らずが横向きに生えている場合や、他の歯とぶつかってしまう場合に問題が起こりやすいです。
親知らずが噛み合わせを悪くする原因となることがありますが、抜歯や適切な治療によって改善が期待できます。
習慣や癖が、噛み合わせが悪くなる原因となることがあります。
例としては、舌を押し出す癖、爪を噛む癖、頬杖をつく癖など、口周りの筋肉や歯に悪影響を与える習慣です。これらの悪習慣が長期間続くと、顎関節に負担がかかり、顔の歪みが生じることがあります。
日常的な習慣を見直すことも、顔の歪み改善の第一歩となります。

顔の歪みは、さまざまな症状の原因となります。
見た目の問題だけでなく、機能的なトラブルにもつながる可能性があるため、早期の対応が重要です。ここでは、顔の歪みによって起こる主な症状について説明します。
顔の歪みによって、顎関節症が発症することがあります。
顔の歪みが原因で噛み合わせが悪くなると、顎関節に負担がかかります。これにより、顎関節症が発症する可能性が高まります。顎関節症は、痛みや顎関節の動きが制限されることが特徴です。
下顎が歪むと、頭部の重心が狂い、全身の骨格・筋肉に関係します。姿勢が悪くなり、首・肩・腰のコリ、顔の歪み、体の歪みなどの全身症状が発生する可能性があります。
顔の歪みが原因で顎関節症が発症することがありますが、顔の歪みと噛み合わせを改善することで、顎関節症の症状が改善されることが期待できます。
顔の歪みによって、口が開けにくくなることがあります。
顔の歪みがある場合、顎関節に不自然な力がかかり、口が開けにくくなることがあります。また、顔の歪みによって噛み合わせが悪くなると、顎関節が適切に動かなくなることもあり、口が開けにくくなります。
食事や会話に支障をきたすこともあるため、早めの対応が必要です。
顔の歪みによって、顎関節に痛みが生じることがあります。
顔の歪みが原因で噛み合わせが悪くなると、顎関節に過大な力がかかり、顎の関節に痛みが生じることがあります。また、顔の歪みが顎関節の機能不全や炎症を引き起こすこともあり、関節痛を引き起こします。
圧迫が続き、関節円盤が脱離すると「顎がカクカク・ジャリジャリ」と鳴る状態になります。それが長期に及ぶと、今度は下顎の顆頭が削れて変形することになります。
顔の歪みは、耳鳴りや頭痛などの全身症状を引き起こすこともあります。
耳鳴りの原因は様々ですが、耳そのものに異常がない場合は、解剖学的に耳のすぐ前にある顎関節の問題で耳鳴りが起きていることが考えられます。特に、臼歯部の低位咬合が原因で、下顎の内側から側頭骨を引っ張る靭帯が過度な緊張を起こしていると考えられます。
また、頚椎の歪みや圧迫、首や肩のこりによって起こる耳鳴りも、下顎の歪みが関与していると言えます。下顎がシーソーすると、顔や頭を構成する15種23個の骨にも影響し、顔の歪みが引き起こされます。上に入り込んだ下顎は、側頭骨を圧迫し、顎関節、顎周辺の筋肉の過緊張を起こします。

矯正治療は、多くの顔の歪みに対して有効です。
歯並びや噛み合わせの問題が原因で顔の歪みが生じている場合、矯正治療によって改善が期待できます。ここでは、矯正治療で改善が期待できる具体的なケースについて解説します。
歯並びの乱れが原因で顔の歪みが生じている場合、矯正治療が効果的です。
歯並び・噛み合わせに問題があり、ゆがんだ口元になっている場合、無理に閉じているため、下顎の筋肉に緊張がみられ、怒ってムットしたような表情に見えることがあります。治療後は下顎の緊張がとれ、すっきりした口元になります。歯並びだけではなく、口元まで美しくなることが期待できます。
矯正治療で咬み合わせを治療することによって、筋肉のバランスを回復し、ひいては骨格のずれ、口元のゆがみまで改善することができます。
噛み合わせの高さが不足している場合も、矯正治療で改善が期待できます。
臼歯(奥歯)の歯の長さが短く、上の歯が下の歯を覆って、下の歯が見えない状態のことをディープバイト(低位咬合)と言います。噛み合わせが低いと、下顎が後退し顎周辺の筋肉、頭部、頸部など全身の筋肉の収縮が強くなります。
歯の低位によって、歪んだ側頭骨の影響は、仙骨に伝わり骨盤を歪めます。脳からの指令でバランスを取ろうとするため、過度に負担がかかった部位の関節や筋肉が過緊張を起こし、首のこり、肩こり、腰痛の原因になります。
下顎が前に出ている場合も、矯正治療で改善できる可能性があります。
奥歯の咬み合わせのため、下顎が前に出てきている場合、咬み合わせを矯正治療で修正することにより、本来ある下顎の位置に引っ込みます。唇、横顔のバランスもきれいになることが期待できます。
矯正治療は、歯並びを治すだけでなく、Eラインの改善(横顔のコンプレックスを克服)も行われます。歯並びだけでなく、横顔の美しさやバランスを向上させることが期待されます。
マウスピース矯正は、透明で目立ちにくい矯正治療です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、透明で目立ちにくく、取り外し可能な点が特徴です。食事や歯磨きが通常通り行えるため、口腔衛生管理を維持しやすいというメリットがあります。
一方で、すべての症例に適応できるわけではなく、歯並びや骨格、抜歯の必要性などによって適応可否が変わります。また、1日20〜22時間以上の装着が必要で、装着時間が不足すると計画通りに歯が動かないこともあります。
治療前には、レントゲン撮影、口腔内写真、噛み合わせ評価、口腔内スキャンなどの精密検査を行い、3Dシミュレーションソフトを用いて歯の移動計画を可視化します。治療後の歯並びイメージを事前に確認できるため、患者様自身が納得したうえで開始できる点も特徴です。
すべての顔の歪みが矯正治療だけで改善できるわけではありません。
骨格的な問題が大きい場合は、外科的矯正が必要になることがあります。ここでは、外科的矯正が必要となるケースについて説明します。
顎の骨格そのものに大きなズレがある場合、外科的矯正が必要です。
骨格性の下顎前突など、ワイヤーブラケットの矯正治療でも困難な噛み合わせの場合、外科的矯正を検討する必要があります。ただし、近年の矯正技術の進歩により、以前は外科的矯正が必要とされていた症例でも、矯正治療のみで改善できるケースが増えています。
診断の結果、外科的矯正が必要かどうかは、専門医による詳細な検査と評価が必要です。
重度の顎のズレがある場合も、外科的矯正が選択肢となります。
顎のズレが大きく、矯正治療だけでは十分な改善が見込めない場合、外科手術と矯正治療を組み合わせた外科的矯正治療が行われます。この治療法では、顎の骨を切って位置を調整し、その後矯正治療で歯並びを整えます。
外科的矯正は、機能面だけでなく、審美面でも大きな改善が期待できる治療法です。
矯正治療のみでは限界があるケースも存在します。
顎の骨の大きさや形状に問題がある場合、歯を動かすだけでは根本的な解決にならないことがあります。このような場合、外科的矯正によって顎の骨格を調整することで、より良い結果が得られる可能性があります。
治療方法の選択は、患者様の状態や希望を総合的に考慮して決定されます。まずは専門医に相談し、最適な治療計画を立てることが重要です。

矯正治療を検討する際、気になるのが治療期間と費用です。
治療期間や費用は、症状の程度や選択する治療方法によって大きく異なります。ここでは、一般的な治療期間と費用の目安について解説します。
マウスピース矯正の治療期間は、症例によって異なります。
軽度の症例であれば、約7ヶ月から9ヶ月程度で治療が完了することもあります。中程度の症例では、約1年から1年半程度の治療期間が必要になることが多いです。定期的な受診とアライナーの装着時間をしっかりと守ることで、計画通りに治療を進めることができます。
費用は症状やプランによって異なり、軽度症例向けのプランから全顎矯正まで段階的に用意されています。検査後に総額を明示し、追加費用の可能性についても事前に説明されます。また、矯正終了後は後戻りを防ぐための保定期間が必要で、リテーナー装着と定期チェックが行われます。
ワイヤー矯正の治療期間は、一般的に1年半から3年程度です。
症例の複雑さや患者様の年齢、骨の状態などによって治療期間は変動します。ワイヤー矯正は、幅広い症例に対応できる治療法であり、重度の歯並びの問題にも効果的です。
費用は、使用する装置の種類や治療期間によって異なります。一般的なワイヤー矯正の場合、数十万円から百万円程度の費用がかかることが多いです。
外科的矯正の治療期間は、通常2年から3年程度です。
外科手術前の矯正治療、手術、手術後の矯正治療という段階を経るため、治療期間は長くなります。ただし、骨格的な問題を根本的に解決できるため、より良い治療結果が期待できます。
費用については、外科手術を伴うため、矯正治療のみの場合よりも高額になります。ただし、顎変形症と診断された場合は、保険適用となることもあります。詳細は専門医にご相談ください。
近年、スピード矯正という選択肢も登場しています。
PBM healing(光加速矯正装置)を使用したスピード矯正では、歯の周辺組織に近赤外線光を照射することによって細胞を活性化させ、歯を支える歯槽骨の細胞の代謝が促されることにより、通常よりも歯を速く移動させることができます。
通常1年かかる矯正であれば、最短で5ヶ月で矯正を終えることも可能です。治療期間を短縮したい方にとって、魅力的な選択肢となっています。
顔の歪みは、噛み合わせの問題と深く関係しています。
歯並びや噛み合わせの悪化が原因で顔の歪みが生じている場合、矯正治療によって改善が期待できます。矯正治療で咬み合わせを治療することによって、筋肉のバランスを回復し、骨格のずれ、口元のゆがみまで改善することができます。
ただし、骨格的な問題が大きい場合は、外科的矯正が必要になることもあります。治療方法の選択は、患者様の状態や希望を総合的に考慮して決定されます。
矯正治療は短期間で終わる施術ではなく、数ヵ月から数年単位で取り組む医療です。だからこそ、見た目だけでなく「長期的な口腔の健康」を見据えた提案が重要です。歯並びに少しでも気になる点がある方、将来の歯の健康を考え始めたい方は、まずはカウンセリングで現状を把握するところから始めてみてください。
矯正が必要かどうかも含め、専門的な視点で丁寧に説明してもらえるクリニックを選ぶことが大切です。顔の歪みや噛み合わせにお悩みの方は、ぜひ一度、専門医にご相談ください。
顔全体の美しさを考えた矯正治療について、詳しくはインビザライン マウスピース矯正をご覧ください。
マウスピース矯正、裏側矯正、インプラント治療が得意です。 特にインビザライン矯正は最年少でプラチナドクターを獲得しました。 2022年から3年連続でインビザラインドクターのトップ1%のブラックダイヤモンドプロバイダーに選ばれています。